37歳男性、愛知県名古屋市在住の会社員です。
今の奥さんとは、結婚相談所での婚活の末に出会って結婚しました。

婚活を始めたのは29歳で、奥さんと出会うまで3年間婚活をしておりました。私の婚活はほぼ結婚相談所1本で、それ以外の方法の婚活はしておりませんでした。
巷で有名なマッチングアプリや婚活イベントなどについても考えはしましたが、結局利用しませんでした。
理由は、私自身そうした大勢の集まる場所で落ち着いて婚活が出来そうになかったという点が挙げられます。

一度に多数の男女が集まって、顔見せをしてその中で自分にあった人を見つけていくという方法は、一見効率がよさそうにも思えます。
ただ、結局そうした場で注目が集まるのは、元々社交的で人目を惹くスペックの方であって、すべての人が平等に出会うチャンスがあるかというと、そうではないのではないかという考えが私の中でありました。

また、結婚相談所と異なり、プロフィールも自己申告制でどこまで信じていいかが分からない点が挙げられます。仮にそうした中でマッチングしたとしても、スタッフが間を持ってくれるサポートシステムなどがないため、交際後の相談ができる場で婚活した方がいいのではないかという考えがありました。

さて、実際に結婚相談所で婚活をした私だったのですが、当時はどうやって結婚するのか、どういった結婚生活を描いていたかというと、かなりあやふやな点が多かったと思います。
元々、結婚相談所に入会したのも、親の勧めがあったためという要因があったためでしょうか。自発的にここで結婚しないと危ない、という切迫した考えも弱かったと感じています。

そもそもどういった人が自分に合った女性なのかというところも手探りでしたね。所属していた結婚相談所での進め方としては、以下の流れになります。

①担当者とコミュニケーションをとって、今後の婚活について話し合う
②お見合い候補の女性を複数(大体が一度に3名)を紹介していただき、その中でお見合い申し込みをする人を決める(紹介された女性の中でなら何名でも可能)
③お見合いのセッティングをしていただいて、1時間のお見合いを行う
④お見合い後にお互いの印象が良ければ、食事のデートの日時を相談する
⑤食事デートの印象がお互いに良ければ、交際を開始する

私も最初は緊張してお見合いの最中に何を話せばいいか戸惑ったものでした。
ただ、事前にプロフィールを見せていただいた上で、担当の方からどんな人かを聞く機会があるため、色々とアドバイスを頂けることも多かったです。

さらにお見合いが不安という方のために、お見合い練習というものもありました。

これは相談員の方と会員の人が、疑似的なお見合いをするというものです。また食事デートについても、お店選びを相談員の方にやっていただくことも出来ますし、選んだお店でのデート練習ということも出来ました。

何だか今にして思うと、プロ彼女に依頼しているような感じですが、実際本番に向けての練習としてはかなりありがたかったですね。

デートの服選びや、食事のマナーについても担当の方の直接の指導があったため、そのあたりは至れり尽くせりだったと思います。

このサポートがなければ、私の店選びやコーディネートはかなり難航していたか、もしくはデートのプランニングに困り果てて、婚活を途中でやめてしまった可能性が高いです。

実際、交際にこぎつけるまでが難しいと感じる男性は、こうしたサポートや意見をもらえる場というのはすごくありがたいと思います。

さて、こうしたサポートを受けながら、婚活が2年経とうとしたころになって、今の奥さんと出会う機会がありました。
それまでにお見合いした女性は10人は超えていました。

結婚相談所での年会費も決して安くはないため、このまま婚活することに対する不安とストレスが溜まっていた時期でもあります。
そうした意味で、今までの自分がしてきた苦労が実を結んだというときでもありました。

ただ、奥さんと出会ったときに、これだ!とう実感があったかというと、そこまで直感めいたものがきたという訳ではありませんでした。
今でも奥さんにその辺を詰られるのですが、実際本当だったのだから仕方ありません。

むしろ、いままで期待した後で、やっぱり違う、2回目に会った後でふられた、交際はしたけど結局結婚には至らなかったという経験が多かったため、私の中であまり期待しない様にしようという気持ちがどこかにあったのかもしれません。

とはいえ、お見合いの間も自然体で話せた感じはありましたし、2回目以降会ってもそこまで肩ひじ張らずに交際できたという感じでした。
結局そうした何気ない交際の末に、プロポーズして成婚退会にいたったので、私の婚活は結果的に成功だったといえるでしょう。

今振り返ると、婚活をやり遂げた決め手や要因として一番に挙がるのは、「諦めずに続ける根気」、これに尽きるのだと思います。
よく、婚活を楽しもうという言葉をよく聞きますが、そもそもそうした活動を楽しんで取り組めるとしたら、もともと異性と交際する能力や経験の下地がある人だからできるというのもあると思います。

そうでない人、交際の経験に乏しく、どうしていいかわからない人にとって、婚活はどうしても訓練や我慢しなければならない場面が多いでしょう。
そうした中で結果が出るまで続けるというのは、決して簡単なことではないと思います。

どうすれば、自分にとって長続きできるのか。
どういうサポートをもらえれば、困難な場面を乗り越えられるのか。
そうした自分を客観視する視点から、自分に合ったスタイルで続けていくことが、婚活を成功に導くコツではないかと私は考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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