バツイチ35歳、女性、ようこ。大阪府在住。私自身もこんな出来事に巻き込まれてしまうとは、思いもせず。昔の同僚である年上女性からお見合いしない?と連絡が届いたのです。29歳の秋に突然の出来事でした。聞いてみると、相手方は有名国立大学の大学院を卒業しているらしい。私の性格に似合うから、是非にとのことで、さっそく釣書という身の上がわかる書類を作成し、友人へ渡しました。

ところが、言い出した友人から何の連絡もありません。もう夏が終わろうとする頃にようやく連絡が届いたと思えば、ややこしいことになっているようでした。私の釣書、友人に依頼した人の手にあるそうで、相手に渡っていないとのこと。
ならば、もう返してちょうだいと友に伝えたものの、何故かそのタイミングで相手方に渡ったということ。

何ということでしょう。私的には話に一切聞いていなかった事態に憤慨していたし、でももう渡ったのだから行かないわけにいかず。。結局私は内心怒りながらもお見合い現場へと向かいました。そこにいた男は、確かに釣書に乗っていた男。ですが、私が現れても一切挨拶もしません。それどころか、相手の付き添い人から釣書の写真に写る人物が両親に見えて仕方ないと、怒られてしまうのです。あれ?怒りたい方はこっちでしょう?と思いながら、友人もいるので我慢しました。

そういう出だしでしたが、少し対話して付き添い人は退散。私と彼二人きりになりました。雨の中でファミレスへ移動して話をしただけですが、全く内容のある話ではありません。ただ、相手が子供のようにはしゃぎながら、ドリンクバーを使ったという印象のみです。どうせならば、もう縁のない義理で参加した相手だから食事すればよかったくらいです。ほんと、私の欲の無さが嫌になる。

その後も京都へデートしました。ところが、色々と相手の個性がみえてきたのです。どうしてこんな質問するのだろう…ということや、食事のスピード、会話の内容、リアクション、私のリズム、テンションとは違うなあ…と感じました。
その日帰宅後に友人を通して、これからお付き合いするのかという返事を伝えることになっていました。

私は経緯がひどいので、お断りするつもりでした。でも京都へ一緒に行ってから気が変わりました。特別感動することもなく、かといってものすごく嫌なこともなく、兄と妹のようなデートでした。合わないことが大半でも、問題はないだろうと思いました。やっぱり人間、相手に会って話をしたら人情が産まれてきて、理解しようという気持ちが生まれるものです。

そういうふうに返事をしたのに、相手に返事はノー。お断りでした。内心、体からメラメラと炎が出ていましたね。経緯が経緯ということ、相手の付き添い人も言うように、女性が良いと言っているのに、断るなんて。。。ということなのです。
私と友人の間には埋まらない確執が生まれてしまいました。ここで抑えていた感情が一気に噴火してしまい、友人にぶつけました。すると、友人は相手に理解を示したのです。こうして、友人が持ってきたお見合いは、待たされたのに、お断りされたという結果に。以来、私と友人の関係は変わりました。友人は、私が何故怒っていたのかわからなかったそうで、親友に相談したとのこと。すると、親友は、怒って当たり前だよ!と叱責したそうです。それでも、友人との関係は終わりました。

私の方でも人生経験の豊富な友人に意見を聞いてみたところ、利用されたんだよ…とのこと。結婚相手を探している相手が、恩師にお願いに上がり、恩師から私に友人へと依頼がきた。恩師はアルバイトで依頼を受けたようだから、つまりは候補の一人として利用されたんだよ、と言われました。

恩師の方は最後まで、配偶者選びを私にしておきなさいと、おしたそうですが、相手は、私とは喧嘩になるからとお断りしてきたそうです。そのお断り文句を聞いて、私はデートの最中に何かしたかなあ。。と思い返しました。色々ありましたが、多分、相手が意地悪な質問をしてきた時に彼のことを贔屓しなかったことが原因だったと思います。その時のリアクションは今でも覚えています。でも、私は嘘をそういうことで嘘をつきたくないし、贔屓するような件でもないと判断。お子様だと思います。それに、実は私の方も同じように彼が他の女性に対して惹かれている顔をしたことを気がついていたんです。女性はそういうところ、よくみていますから。。相手がときめいた表情に気付いていながらも、傷つきなが知らぬふりで受け止めていたのです。それは男性ならよくあることだからです。でも、そういうことも彼は気がついていないでしょうし、残念だなあと思いました。この縁談は整うこともありませんでした。まだ続があります。それは、相手の付き添い人である先生、彼は私と非常に話が合いました。先生は私を押してくれていたのに、最後文句を言うなどひどいことをしてしまいました。その時の後悔や反省は、後からできたのです。

それから私が利用したのはシングルマザーにおすすめの婚活アプリです。これを利用してから、婚活がトントン拍子にうまくいくようになりました。

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